◎ 2004年1月1日〜9日 ◎

新しい漢方は、これまでどおりバナナで食べさせようとするが、
受け付けないので、シリンジで。
毛はまじっているものの、少しずつ糞の形や大きさが良くなってきたので
3日間で以前の漢方に戻す。

食欲は自ら食べる量が少しずつ増えてくる。
口の中の傷は1週間くらいで治るだろうから、
おそらくそれで少し楽になったのかも?
ただ、食べにくいもの、固い葉はちぎって差し出さないと食べない。

歯削り後から、ソフトペレットも細かく切り(本当はふやかした方がいい)、
錠剤の薬もできるだけ小さくカット。
少しでも歯根への負担が少なくなるように。

食欲もお腹の調子も波があって、
歯なのか、心臓なのか、胃腸なのか、天気のせいなのか、
原因と思われるものがその時々で変化する。
相乗効果にもなっているのだろう。

歯は時々クチャクチャしたり、固いものとかは嫌うものの、
食べるスピードや動きは以前より良くなっていて、歯が悪いようには感じられない。
気にするタイプなので「あれ食べたら痛かった」とか覚えてそうだが
う〜ん。どうなのか?

心臓は、あきらかに天候に影響されている様子。
ニトロールあげるようになってから調子よさそうだったのだが、
1月8日からの強風、低気圧挟み撃ち、そして台風並みの爆弾低気圧など
ほかのうさぎさんたちも影響受けてる話をよく聞いた。

お腹は良くなるかなぁ〜?と思うと、また糞が小さくなったり
お腹の音がいまいちだったり。
たぶん胃腸は、歯による食欲不振と心臓の両方に振り回されているのかも。

◎ 2004年1月10日 ◎

これまであげてきた漢方を自ら全く食べなくなったので、
歯のせいで、痛かったり傷にしみたりしたのか、
ひょっとして体質が変わったりしたのか?とも思い、
10日、鍼のついでに相談したりもした。
漢方は本来、ずっと同じものを飲みつづけるというより、
その時々の体調に応じて変えたりできるものなのだが、
うさぎは脈で判断するしかない。
人間の場合は自覚症状や眼球を診察して判断することもできるのだけど。

一応、ルドルフには今までの漢方があっていると思うとのこと。
試しに数日やめてみて、調子を見て判断しましょうか、ということになった。

◎ 2004年1月11〜18日 ◎

10日の夜から漢方をやめてみたのだが、
11日、日中の心音が除脈っぽい。
すぐに影響でるのかどうか微妙だが、どうもいまいちな感じ。
で、11日の夜からまた漢方再開。

食欲は波があるが、食べる時でも7割ほど。小食で偏食。
牧草(APD2番)は食べるけれど。

歯のほうはまだクチャクチャするものの、
セリなどは口の左側でも食べていて、
たいしたことないのに気にし過ぎて偏食なのか???・・・謎。

糞はまちまちで、時々ちび・やわらかい・毛まじりなど。
時々お腹痛そうにぐぐぐっとおしりのほうに力が入るノビをする。
そのたびマッサージする。

17日には雪が降り、18日はビビリがちょっと復活。
心音もスキップする感じで、お腹もガスっぽい音。
野菜もほとんど食べない。タイミングの悪い天気・・・

◎ 2004年1月19日 ◎

野菜、ほとんど残っている。水はかなり減っている。
顔色悪いなぁと思っていたら、
のびて寝てたり、左後足かかとがあがっていたり、お腹痛そう。
居場所をコロコロ変え、あっちでのびたりこっちでのびたり。
雨も降っているし、心臓の負担を考え、
少し落ち着いてから午後に病院へ・・・と思っていたが、
両後足のびきった状態で寝ていて、息があがってきている。
このまま待つのも心臓によろしくなさそうだ。

ということで病院へ。

病院へ着くと、ちょっと落ち着いていた。というか固まっていた。
お腹の触診・・・オシッコ出てますか?と聞かれ、ハイと答える。
ガスがたまっていて、盲腸を触ると、長い風船のように
膨らみ(ガス)が移動する状態。
長い時間かけてここまでになったのか、
何かきっかけで急になったのかはわからない。

鍼で急にお腹を動かすと、
空っぽの腸は(可能性は低いが)細長い風船のようにねじれやすいので
鍼はせずにお灸で軽く暖めて様子を見ましょうということに。
明日の朝もまだ自力で食べないようであれば、強めの鍼や内服などを考える。

家では流動食をあげること(吸収が良いことと、腸内への水分補給の意味で)。
マッサージは軽くなでてあげる程度でもOKなので、してあげること
(人間でもガスの時は強いマッサージはつらい)。
最初は軟らかめの糞が出るかもしれないので、出たらビオフェルミンなどの
乳酸菌をあげること。と言われる。

それから、歯。例の奥歯が少しのびてきているが、ささる状態ではないし、
削った時のように、だ液がいっぱいなわけでもない(痛いとだ液が増える)。
問題は歯根だが、膿がたまったり涙が出たりするのでなければ、
このまま溶けて抜けて、急にすっきりすることもあるのだそうだ。
麻酔をかけるにしても、ルドルフの場合は
1ヶ月半〜2ヶ月は間を空けたい、とのこと。

歯根が完全に溶けてしまえば伸びも止まるが、半分でも残っていれば
伸びることはあるそうだ。とにかくしばらく様子見だ。

◎ 2004年1月19日帰宅 ◎

病院から帰ってきて、時々野菜をさしだして食べさせるが、
21時30頃、旦那さんの枕の上で両足投げ出して震えている。
かなりお腹が痛そうだ。ここまで痛そうなのは初めて。
震える体を支えながら、撫でたり、話しかけながらマッサージ。
がんばりが伝わってくる。

少しずつ落ち着いてきて、人の手をなめる余裕も出てきた。
旦那さんのマッサージのおかげで、お腹も柔らかくなってきた。
強制給餌もして、時々マッサージしながら様子を見ていると・・・

またひとつ問題が。ペットシーツに血のような薄い赤。
潜血反応あり。タンパク質も多い。
もちろんルドルフは女の子ではない。
結石か?それともどこか怪我???
だっこして見てみるも、問題ありそうには見えず(黒い毛はわかりにくいし)。
結石だとしても、それでお腹止まってガスが???の割には
マッサージで良くなってるし・・・

0:30頃、トイレで踏ん張りたくさん糞を出して復活。

いや、復活はいいんですが、尿検査したいので、糞じゃなくてね・・・
あきらめかけた頃に、オシッコ。潜血反応なし。
ん???なんだ???

当のルドルフ。旦那さんの枕をペロペロなめて、しっとり仕上げ。
さっきのお礼か?(笑)

◎ 2004年1月20日 ◎

ハーブ類などをぼちぼち食べる。イキイキしてきているが、本調子はまだまだ。

ペットシーツと糞を持って病院へ。
糞も尿も潜血反応なし。
血の、見た目の色や量から言って、おそらく爪やかかとからの出血が
尿でスノコから下へ流れたのではないか?と。
糞は未消化物が多く、酵母菌も少ないので乳酸菌でフォロー。
コクシジウムのようなものもひとつ見つかるが、
形が悪くてはっきりとは確認できないのと、
今回の症状がコクシによるものだとすれば、もっと大量に出て来るハズで、
とりあえず、2週間以内でもう一度検便を、ということになった。

昨日の夜から、ニトロールは水で溶いてあげるようにした。
これまでニトロールだけは「ビ○シロップ」で溶いてあげていたのだが、
ここまでガスが溜まるのは、もしかしてビ○シロの糖分が異常発酵してるのか???
と思ったのだ。
ルドルフは不満そうだが、仕方ない。

◎ 2004年1月25日 ◎

食欲も出てきて、お腹の調子も少しずつ戻ってきた様子。
だが、また赤っぽい尿。潜血反応あり。
再度、新しい尿では反応なし。
爪や足の裏にはこれといった形跡は見当たらないが、
たしかにかかとハゲは大きく赤い。う〜ん。
臭腺の汚れが少し黄赤な気がするが。。。

◎ 2004年1月26〜28日 ◎

野菜もかなり食べてくれて、おおっ!!とよろこんだのもつかの間。
糞がいびつ・・・と思ってふとみたら、壁が齧られていた!!
直径15cmくらいだろうか・・・やられた。

翌日からは壁紙うんちが多数。
お腹痛い様子で食欲も落ちてしまった。
念のため、野菜ジュース状の強制給餌をして、長めにマッサージ。
マッサージすると楽になるのがわかるのか、最近は緊張感も取れ、
身をゆだねている。

夜中にベッドに大量粗相。
お腹痛いからか?飼い主が忙しいことへの抗議か?

28日には痛いのがおさまったのか、陽気に。
ビ○シロをやめてから、ガスの音も治まっている。
ただ、元気になるにつれ、縄張り意識のようなものが目立つ。
旦那さんがライバル?

◎ 2004年1月29日 ◎

ルドルフもやわらかい糞がでているが、足袋もちょっと下痢ぎみ。
コクシジウム?と思って検便2匹分。
結果は微妙・・・

ルドルフはコクシもなく、酵母菌もOK。
足袋のほうは、卵のようなものはあるが、
コクシのように中の動きが見えないので、
花粉(ちょうど穂ジソをあげていた)かも?と。

一応3日分のサルファ剤をもらい、様子見。

そしてルドルフ、留守中にまた壁紙を・・・
塞いだつもりだったのに、塞ぎきれてなかった箇所をやられた。
ちょっとお腹いたそうだが、目はキラキラでやる気。
その目が恐い・・・(苦笑)

◎ 2004年1月30日 ◎

記録的な7.3cmの数珠うんち。中身は壁紙。
出してスッキリしたのか、イキイキしている。

血尿が出てからは、こまめに検査紙で確認しているが、
潜血反応あったのは最初の時と25日の2回だけ。
ただし、潜血反応がない場合でもタンパクの値は高かったりする。
いったいなんだろう・・・???

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