レントゲン写真

5年目の再会


人間の病院は、
カルテやレントゲン写真は5年間病院で保管しなければならない、
と言う規則があるのだそうです。

それは動物病院も同じで、5年間はカルテ等の記録は保管されています。
その5年の期間が過ぎると、
それらの記録は廃棄してもかまわないそうです。

廃棄しても良い、と言うことは、
飼い主として、カルテやレントゲンを頂戴することができるようになります。

うちの先代のウサギは、2000年に月に帰りました。
当時から、お世話になっていた先生に、5年後にレントゲン写真を
頂戴したいとお願いしていたのですが、
2005年になった今年、その5年の期間が過ぎて、
レントゲン写真を頂戴することになりました。
先生、ありがとうございました!

5年目に再会したドンちゃんは、骨の写真ではありますが、
なんだか、とっても懐かしく再会しました。
当時、色々な病気と闘っていたことの記録です。
通院や、看病はそれはそれは大変でしたが、
病気と闘っていた勲章みたいな気もしたりします。


横方向(ラテラル)のレントゲン画像
肉垂れが分かりますね(笑)

頭部のアップ
歯の状態が悪かった頃です。

歯の根の部分が、ガタガタになっていて、
すでに石灰化が始まっています(青い楕円)
正常な状態の歯ならば、
歯の根の部分はこのようにはっきりと写らず、
根の先端は黒っぽく半透明に写ります。
下奥歯の根の部分も、
下顎の骨の部分を突き破りそうになっています(黄楕円)
上の前歯の根の部分も、
根の部分に向かって、逆方向へ伸びてしまっていて、
上顎の肉を突き破りそうになっています(緑円)
歯の高さ(長さ)が正常の場合は、
赤いラインの部分は前に(鼻の方向)へ向かって、
次第に狭くなっているのですが、
奥歯の状態の悪さや、前歯の伸び過ぎていることにより、
前の方が開いています。
口が開き気味、のような状態です。

胃腸のバリウム検査のレントゲン画像
腸がはっきりと写っています。
それに、太りすぎですね(苦笑)


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Update: 2005.05.03/ Since: 2003.04.01
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